新基礎編抄   日干の特性    序文

 この文章は、最近になって新たに編集して、著作として発表しようと思っている新基礎編の一部です。

 
 現在この教材は、初等科の教室で、用いているクラスも有る教材でもあります。 
 何か、皆様のお役にたてばとの思いから、少しずつブログに乗せて行こうと思います。
 今までのブログは難しすぎたのではないかと思いますので、少し柔らかい物にしたいと思っております。


日干の特性を知る

 我々の生きている世界で、自分が充実した生活を送ったり、夢を実現することを華にたとえるならば、その根や幹となって個性的な独自の運勢を動かしている根源が日干であり、より良い人生の選択肢が、日干特有の徳性の発揮と言う事ができます。
 身旺・身中・身弱によって、自分自身の表現法や生き方の癖等も、様々な変化はあるのですが、基本的に日干にはそれぞれの、特性と役目・徳目が有り、それぞれの固有の特徴を生かす生き方が必要なのです。

 これを、十干固有の徳分と言い、十干毎の特質を生かしきる事が、特性の発揮と言えるのです。

生まれ日の日干が、世の中にあって人の役に立ち、自らの十干の能力を一番発揮出来る姿に成る事が、現実世界の運勢にも反映して、順風運・吉運を齎すのです。

 そこで、その徳質を生かすためにも、十干にはどの様な特質・徳性を備えているかに付いて、一言述べて置こうと思います。