(頭が良く策謀家)
大正 14年 1月 8日 生時不明 男命
生年 甲 子
生月 丁 丑
生日 壬 辰
生時 不明
立運9歳 60歳 男命
9 19 29 39 49 59 69
丁 戊 己 庚 辛 壬 甲
丑 寅 卯 辰 巳 午 未
この人は、壬日に生まれ旺水となる。
壬は元来知恵の星であり、この星が大旺し寒い冷たい命式と成るので、元来知恵が豊かにして、自分中心となる考えの持ち主であって、冷たいので悪知恵的となり、策謀家で軍師的。
一つの城を盗れば、もう一つの城も盗りたいと思うような人物ですが、運勢が良いので何事も成功に向かいます。
但し、他人にとっては、この人は一筋縄では行かない人物となる。
知恵豊かにして合法的に利を我が物とする様な人物ですが、社会運」に丁の喜神が有るので、容易に襤褸を出すことは無い人物と判断せねばなりません。
実践鑑定の基礎資料 2 妻は妻 愛人は愛人
(命式中に財星有って旺じ、自ら干合し、妻は妻 愛人は愛人で、誰彼構わず関係を着ける人)
昭和 10年 5月 20日 午前12時 男命
生年 乙 亥
生月 辛 巳
生日 丙 申
生時 甲 午
立運5歳 47歳
5 15 25 35 45 55 65
辛 庚 己 戊 丁 丙 乙
巳 辰 卯 寅 丑 子 戌
この命は、元来、日干は旺相し、非常にしっかりして良い命式であるが、辛が社会運に有って干合し、申に通根し、旺相して喜神となるので、正妻が有っても妻は妻で置いておくも満足できず、浮気は浮気でする命式と成ります。
現実には、妻は妻で自分の物だからと離さず、自分の所で使っている者でも、全て関係を持ってしまう人物です。
昭和 10年 5月 20日 午前12時 男命
生年 乙 亥
生月 辛 巳
生日 丙 申
生時 甲 午
立運5歳 47歳
5 15 25 35 45 55 65
辛 庚 己 戊 丁 丙 乙
巳 辰 卯 寅 丑 子 戌
この命は、元来、日干は旺相し、非常にしっかりして良い命式であるが、辛が社会運に有って干合し、申に通根し、旺相して喜神となるので、正妻が有っても妻は妻で置いておくも満足できず、浮気は浮気でする命式と成ります。
現実には、妻は妻で自分の物だからと離さず、自分の所で使っている者でも、全て関係を持ってしまう人物です。
実践鑑定基礎資料1 女性多発 三角関係
(女性多発 大運に財星に旺じ、原命式中の地支に何等の干渉無き場合い)
昭和27年 4月 6日 生時不明 男命
生年 壬 辰
生月 甲 辰
生日 壬 子
生時 不 明
立運10歳 当時35歳
10 20 30 40 50 60
甲 乙 丙 丁 戊 己
辰 巳 午 未 申 酉
この人物は、社会運に喜神の甲の食神が有って、調子がよく、若い頃より(丙午の大運)財星運に入り、女性にモテ易く、ちょくちょく女性にモテて楽しんでいた。
現在、30歳を過ぎて丁未の大運に入り、更に女縁が切れず、丁壬妬合して自ら求めて、関係が切れず、三角関係の運となる。
現実には、結婚の話が持ち上がり、愛人と結婚出来ないような人とも離れられず、二股膏薬で三角関係を整理することが出来ずに、苦しんでいる。
鑑定には、この様な部品に分解して、それを比較集積することによって、明瞭な鑑定の公式が出来上がるのです。
私の30年以上前の鑑定資料として、集めたものが偶々見つかったので、参考に供します。
昭和27年 4月 6日 生時不明 男命
生年 壬 辰
生月 甲 辰
生日 壬 子
生時 不 明
立運10歳 当時35歳
10 20 30 40 50 60
甲 乙 丙 丁 戊 己
辰 巳 午 未 申 酉
この人物は、社会運に喜神の甲の食神が有って、調子がよく、若い頃より(丙午の大運)財星運に入り、女性にモテ易く、ちょくちょく女性にモテて楽しんでいた。
現在、30歳を過ぎて丁未の大運に入り、更に女縁が切れず、丁壬妬合して自ら求めて、関係が切れず、三角関係の運となる。
現実には、結婚の話が持ち上がり、愛人と結婚出来ないような人とも離れられず、二股膏薬で三角関係を整理することが出来ずに、苦しんでいる。
鑑定には、この様な部品に分解して、それを比較集積することによって、明瞭な鑑定の公式が出来上がるのです。
私の30年以上前の鑑定資料として、集めたものが偶々見つかったので、参考に供します。
実践鑑定の基礎資料抄 公開 序文
この資料は、私が30歳代の時に、実践鑑定 の定理や公理を組み立てるために、実際の命式を分解し、同じ要素の物を収集するために、集めた資料の断片です。
今見ると、多少幼稚であったり、未熟でありますが、其の儘の形で修正を加えずに、皆さんの参考に饗しようと思います。
私にとっては、非常に懐かしくも有り、また不充分な理論で、修正を加えるべきですが、敢えて、皆様の努力を喚起するためにも、数十年まえの資料ですが、以下順次述べてみますので、楽しみにしてください。
今見ると、多少幼稚であったり、未熟でありますが、其の儘の形で修正を加えずに、皆さんの参考に饗しようと思います。
私にとっては、非常に懐かしくも有り、また不充分な理論で、修正を加えるべきですが、敢えて、皆様の努力を喚起するためにも、数十年まえの資料ですが、以下順次述べてみますので、楽しみにしてください。
新十干相互関係百態論精説 摘載
今般、十干相互関係百態論を、今迄と別の視点、別の角度から解説を試み、文章を著述してみようと思い立ち創りつつある物で、皆様に満足頂ける物に成るものか、何時出来上がるものかも、確約出来ないものですが、取り敢えず甲の比肩の処だけでも、ご座興に供して見ようと思います。
甲と甲の比肩
甲は大木に育つ植物を意味することは、自明の事です。
植物が育つ条件は、太陽の光である丙と、水の潤いの癸と、植物の根と成る寅や卯の地支が有る事です。
そして、甲の比肩が良い働きをするときは、甲日干が身弱と成る事が、必修の条件と成ります。
(吉の作用をする時)
甲日干が身弱であり、更に水星が有って、植物が生きて成長することが出来るの、前提とし条件とします。
天干に甲の比肩が来ると、他人からの応援が有って、やる気を起こさせます。
良い話を持ち込まれたり、直接の扶けが有りますが、通根が無ければ、長い時間の効果は得られません。
地支に寅卯が来たときは、自発的な行動力を持ち、また、目下の人からの応援を得ます。
(凶の作用をする時)
身旺の者に比肩が有ると、漏らす星か制する星が有って、最初から安全装置が付いているときは、災いが来たってもゆっくりですが、安全装置の無いときは急速な災禍が発生します。
身弱で水星が無かったり、少なかった時に、きのえの比肩が来た時には、最初は甲が来たって、身弱が救われるよう成るので、順調に物事が進み、良いことに成りそうですが、水星が乏しいときには却って吉事が永続きせず、神経を傷めたり災いや争いに発展します。
火星が命式中に有り、水星も命式中に有って、それでも天干にのみ甲の比肩が来た時は、他人頼りで、自分は幸せに成ると思い込み、それが却って災いと成ります。
甲と甲の比肩
甲は大木に育つ植物を意味することは、自明の事です。
植物が育つ条件は、太陽の光である丙と、水の潤いの癸と、植物の根と成る寅や卯の地支が有る事です。
そして、甲の比肩が良い働きをするときは、甲日干が身弱と成る事が、必修の条件と成ります。
(吉の作用をする時)
甲日干が身弱であり、更に水星が有って、植物が生きて成長することが出来るの、前提とし条件とします。
天干に甲の比肩が来ると、他人からの応援が有って、やる気を起こさせます。
良い話を持ち込まれたり、直接の扶けが有りますが、通根が無ければ、長い時間の効果は得られません。
地支に寅卯が来たときは、自発的な行動力を持ち、また、目下の人からの応援を得ます。
(凶の作用をする時)
身旺の者に比肩が有ると、漏らす星か制する星が有って、最初から安全装置が付いているときは、災いが来たってもゆっくりですが、安全装置の無いときは急速な災禍が発生します。
身弱で水星が無かったり、少なかった時に、きのえの比肩が来た時には、最初は甲が来たって、身弱が救われるよう成るので、順調に物事が進み、良いことに成りそうですが、水星が乏しいときには却って吉事が永続きせず、神経を傷めたり災いや争いに発展します。
火星が命式中に有り、水星も命式中に有って、それでも天干にのみ甲の比肩が来た時は、他人頼りで、自分は幸せに成ると思い込み、それが却って災いと成ります。
通信教育の薦め
今後の活動方針の転換 に付いて。
現在、緒方泰州の教室では、近県の推命学習者には、出来るだけ直接y教室に来ていただいて、学習して頂いたほうが、直接推命の息吹を考え、当てることも、更に運勢を変更させる方法を習得させる為にも、通信教育と言う方法を出来るだけ取らない様にしてきました。
これからは、遠近の距離にかかわらず、通信教育や通信鑑定についても、積極的に取り組んで行く積りです。
偽物の推命学の溢れている時代ですから、本物の普及が是非にも急務と思われ、優秀な鑑定家の養成に努めてまいりました、しかし優秀な鑑定家の養成の時期は、終了すべき時ではないかと考える昨今です。
最近私の卒業生を顧みますれば、普通の方からご覧に成れば、中級の勉強を充分に習得でき、一流の鑑定家と称するに値する鑑定家は、十分に達成出来、泰州の推命学も盤石の感が有り、初期の目的は充分に満たされたと思います。
この辺りで、泰州の教育方針も変更し、中級以上の教室の縮小・廃統合し、最終的には私の考えに近い物だけを残して、他は通信教育にて、実際に鑑定をして、間違いや迷惑を掛けない、実務的な鑑定家を育成する事に、重点を置いていきたいと思います。
就きましては、卒業生諸君にも、色々とご協力をお願いいたします。
緒方 泰州 拝
現在、緒方泰州の教室では、近県の推命学習者には、出来るだけ直接y教室に来ていただいて、学習して頂いたほうが、直接推命の息吹を考え、当てることも、更に運勢を変更させる方法を習得させる為にも、通信教育と言う方法を出来るだけ取らない様にしてきました。
これからは、遠近の距離にかかわらず、通信教育や通信鑑定についても、積極的に取り組んで行く積りです。
偽物の推命学の溢れている時代ですから、本物の普及が是非にも急務と思われ、優秀な鑑定家の養成に努めてまいりました、しかし優秀な鑑定家の養成の時期は、終了すべき時ではないかと考える昨今です。
最近私の卒業生を顧みますれば、普通の方からご覧に成れば、中級の勉強を充分に習得でき、一流の鑑定家と称するに値する鑑定家は、十分に達成出来、泰州の推命学も盤石の感が有り、初期の目的は充分に満たされたと思います。
この辺りで、泰州の教育方針も変更し、中級以上の教室の縮小・廃統合し、最終的には私の考えに近い物だけを残して、他は通信教育にて、実際に鑑定をして、間違いや迷惑を掛けない、実務的な鑑定家を育成する事に、重点を置いていきたいと思います。
就きましては、卒業生諸君にも、色々とご協力をお願いいたします。
緒方 泰州 拝
四柱推命子弟問答集 抄
この内容は、拙著「四柱推命四柱推命子弟問答集」中尾書店の内容の内から、一編をブログに掲載して、実践鑑定の可能性を、皆様の参考に供しようと思って載せてお見せするものです。
ご興味をお持ち頂ければ、大阪の中尾書店にお問い合わせ頂ければ、本書は手に入れる事が可能だと思います。
昭和53年 6月 20日午前 3時46分 女命
甲 癸 戊 戊
寅 丑 午 午
65 55 45 35 25 15 5
壬 癸 甲 乙 丙 丁 戊
子 丑 寅 卯 辰 巳 午
(泰州) この人の原命式は、癸と丑が水星と言いたいのですが、丑は午と寅に挟まれているので、
水星とは成れず、土ですから癸だけが水星です。
戊戊と午午丑寅が土星で、甲と寅が木星ですから、用神は庚庚庚となります。
(泰州) 二人の星を鑑て、一番気を着けねばならないのは、女性の方です。
(生徒) どの様に気を付けるのですか。
(泰州) なるだけ、女性を家庭の外に出さぬ事。
例えば、共稼ぎをせねばならない様な、事にしない様に注意する事。
もう一つは、身体の件で、水星日に生まれて、土星が多過しているので、婦人科の件に注 意が必要です。
(生徒) 実は、手足だけが熱くて眠れない、と本人が言うのです。
ホルモンのバランスが悪いので、余り強い薬を用いずに、漢方薬による治療を行う様に、 指示をしたのですが。
(泰州) その指示は、水の不及する命式の人に対する指示としては、非常に良いと思います。
それと、もう一つ、乙卯・甲寅の大運は、木星が大旺して枯れて来るので、ノイローゼの件も防がねばなりません。
(生徒) 何が原因で、ノイローゼを発生するのですか。
(泰州) それは、育児ノイローゼと、子供が出来ない事が原因のノイローゼ等の、いずれかの件が発生すると思われ、どちらが起こるかは判らないが、その可能性が大です。
子供が出来たら育児ノイローゼ、子供が出来なければ子供が無いノイローゼになるので、その分だけ気遣いをして、労わってあげねばなりません。
(生徒) その対処法は、どの様に気を付けるべきですか。
(泰州) 好きで結婚すると言っているのに、反対は出来ないし、結婚するというならば、親が運の悪い方に軸を合わせて、対処するべきですから、女性を中心に考えて、プレッシャーを掛けない様にするのが、最善の方法です。
更に、親が経済的に援助してやらなければ、成らないのではないでしょうか。
(生徒) 実は、女性と話をした事が有るのですが、男性は共稼ぎを強く願っていて、「女性が働かない事は許さない」と言う意見を持っているとの事です。
(泰州) 若しも、女性を共稼ぎに出すならば、女性の原命式は官星が悪神で、主人が優しくなく、その上、働きに行くならば、主人以外の優しい男性にひかれる事に、命式の構造は成って居るのです。
(生徒) 身弱でも、そんな事が起こりますか。
(泰州) 身弱だから余計なのです。
身弱は甘えん坊です。
その上に、頼りにする星は、原命式中に多く存在する通変星の星です。
人間が何故、不幸を選択するかと言う原因は、頼ってはならない星に頼ってしまうから、不幸に流れてしまう傾向が有るのです。
命式に多すぎる物が悪神であり、悪神の官星に頼ってしまうのです。
だから、一番考えねばならない事は、この女性の主人と成る人が、奥さんに対して優しい態度で接する事なのです。
(泰州) 女性が働きに行かねばならぬ、と言われるのは困りますね。
この女性の運勢を狂わせる原因は、寂しいと言う心です。
それが一番の原因と成って、何事も事件が発生して来るのです。
ご主人が庇ってくれなければ、誰か他人にでも、寂しさを埋めてもらわなければ、どうにも成らなく成ってくるのです。
それならば、主人の母親が息子と嫁と、どちらを大切にしますかと言われて、「嫁を大切にします」と言って呉れるならば、この人たちが夫婦に成っても結婚がつずきますが、「息子が可愛い」と言われるならば、この嫁は行き場を失います。
嫁の35歳からの甲寅の大運は、木によって水は吸われてしまい、癸日干は涸れて来ます。その上、水を吸って甲寅は更に大きく成って、神経が昂ぶって来ます。
更に日干の力量が消えて行き、日干が不及して消えると言う事は、この世の中に居ることに無常を感じるのです。
言い換えると、自分はこの世に居ないほうが、良いのではないかと考え易く成るのです。
この様に追いつめてしまったならば、この女性には二つの道しか無く成るのです。
一つは他の男性と逃げる道、一つは一人であの世に旅立つ道です。
(生徒)自殺も考えられるのですか。
(泰州) その通りです。
その両方とも避けさせたいのです。
(生徒) 私は、女性に「気を使わないで置きなさい、その方が良いですよ」と言うのですが。
(泰州) 今からでも、解消できるならば、女性は婚約でも結婚でも、解消した方が良いのですが。
(生徒) それは出来ません。
(泰州) それならば、男性に「この女性に辛く当たったならば、この人は、どこにも自分が帰る処が無いのですよ」と言ってあげるべきです。
(泰州) この女性の原命式と大運を見て、知らねばならない事は、両親との縁が薄く、実家に帰れなくなる可能性が、大で有る事を知って置かねばなりません。
この女性が、5歳までの大運中が大丈夫であれば、両親は揃って生存しているのですが、5歳までに両親を失わなくても、実家にはこの女性を受け入れる能力が無いと言う事を、原命式の形・力量から判断せねばなりません。
(生徒) この女性の両親は揃っているのですが、父親は昔は社会的に、非常に高い地位に居た人ですが、故郷を離れて離婚をして、今は何をしているか判らない人です。
母親は地方に暮らして居て平穏に暮らして居ます。
(泰州) お母さんは、田舎で暮らして居られる様ですが、この女性を引き取って呉れられない状態に有る筈です。
(生徒) なぜ、その様に鑑るのですか。
(泰州) この女性の用神は、庚庚壬を必要とし、日干は原命式中に通根が有りません。
この事は、一度実家を離れると、実家に戻る事が出来なくなる事を意味します。
その上、月干を父親の定位とし、戊の父親の星が日干の癸と妬合し、悪神と成るので、実父と義父と二人の父親が存在する可能性が有り、大運に日干を救う運が来ないのですから、5歳までの大運に、父親に死亡されるか、又は父親が一方的に家族を捨てていると判断するのです。
つまり、お母さんは、自分一人が生きて行く事で一杯になり、娘のことまで面倒を見れず、他の男性と再婚している可能性が有るのです。
(この鑑定の様な判断法は、星の力量を判断できると、明瞭な形として判断ができます。)
(生徒) 実は、実家のお母さんは優しい人なのですが、再婚して別の男性と家庭を持っているのです。
(泰州) それならばこそ、この女性と結婚するならば、絶対に幸せにして見せると言う、覚悟が男性には必要だったのです。
(泰州) 若し、女性に死なれたらどうしますか。
若し死なれたら、男性は一生後悔をせねばならなく成りますよ。
(生徒) 男性の庚申・辛酉の運は用神の運だと思いますが、用神が来るとどの様に見えますか、人間的に優しく成りませんか。
(泰州) 男性の庚申・辛酉の大運は用神の運であれば、良い事の起こり易い思い道理に成る運ですが、元来、男性の命式は拗ねと僻みの強い命式であり、(男性の命式は割愛しますが、原命式の型式が理解できれば、簡単に判る様になります。)大運に用神が来ると、人柄は良い方に変化します。
しかし、この人の様に、土星の命式中に多い人の場合は、全く原命式の外側にのみ用神の来る時には、外では愛想が良くなり、柔らかい人物を演じ人には認められますが、家庭的にまで変化を及ぼす事は無く、本当には優しくは成りません。
{結論} 若しも、男性が結婚しても優しくなく、結婚を後悔して自殺を考える事が有れば、我慢をせず
に早く離れてしまうべきです。
その為にも、主人と成る男性が、外に出て働けと言うならば、それを機会と考えて、手に職が 着く資格を取得して置く事を、お勧めします。
以上、掲載いたしました例題は、限定百冊の本の一部ですが、実践鑑定科の授業では、この様な話を一回に6~8題生徒が持ってきた物を、その場で解析して見せるのです。
ご興味をお持ち頂ければ、大阪の中尾書店にお問い合わせ頂ければ、本書は手に入れる事が可能だと思います。
昭和53年 6月 20日午前 3時46分 女命
甲 癸 戊 戊
寅 丑 午 午
65 55 45 35 25 15 5
壬 癸 甲 乙 丙 丁 戊
子 丑 寅 卯 辰 巳 午
(泰州) この人の原命式は、癸と丑が水星と言いたいのですが、丑は午と寅に挟まれているので、
水星とは成れず、土ですから癸だけが水星です。
戊戊と午午丑寅が土星で、甲と寅が木星ですから、用神は庚庚庚となります。
(泰州) 二人の星を鑑て、一番気を着けねばならないのは、女性の方です。
(生徒) どの様に気を付けるのですか。
(泰州) なるだけ、女性を家庭の外に出さぬ事。
例えば、共稼ぎをせねばならない様な、事にしない様に注意する事。
もう一つは、身体の件で、水星日に生まれて、土星が多過しているので、婦人科の件に注 意が必要です。
(生徒) 実は、手足だけが熱くて眠れない、と本人が言うのです。
ホルモンのバランスが悪いので、余り強い薬を用いずに、漢方薬による治療を行う様に、 指示をしたのですが。
(泰州) その指示は、水の不及する命式の人に対する指示としては、非常に良いと思います。
それと、もう一つ、乙卯・甲寅の大運は、木星が大旺して枯れて来るので、ノイローゼの件も防がねばなりません。
(生徒) 何が原因で、ノイローゼを発生するのですか。
(泰州) それは、育児ノイローゼと、子供が出来ない事が原因のノイローゼ等の、いずれかの件が発生すると思われ、どちらが起こるかは判らないが、その可能性が大です。
子供が出来たら育児ノイローゼ、子供が出来なければ子供が無いノイローゼになるので、その分だけ気遣いをして、労わってあげねばなりません。
(生徒) その対処法は、どの様に気を付けるべきですか。
(泰州) 好きで結婚すると言っているのに、反対は出来ないし、結婚するというならば、親が運の悪い方に軸を合わせて、対処するべきですから、女性を中心に考えて、プレッシャーを掛けない様にするのが、最善の方法です。
更に、親が経済的に援助してやらなければ、成らないのではないでしょうか。
(生徒) 実は、女性と話をした事が有るのですが、男性は共稼ぎを強く願っていて、「女性が働かない事は許さない」と言う意見を持っているとの事です。
(泰州) 若しも、女性を共稼ぎに出すならば、女性の原命式は官星が悪神で、主人が優しくなく、その上、働きに行くならば、主人以外の優しい男性にひかれる事に、命式の構造は成って居るのです。
(生徒) 身弱でも、そんな事が起こりますか。
(泰州) 身弱だから余計なのです。
身弱は甘えん坊です。
その上に、頼りにする星は、原命式中に多く存在する通変星の星です。
人間が何故、不幸を選択するかと言う原因は、頼ってはならない星に頼ってしまうから、不幸に流れてしまう傾向が有るのです。
命式に多すぎる物が悪神であり、悪神の官星に頼ってしまうのです。
だから、一番考えねばならない事は、この女性の主人と成る人が、奥さんに対して優しい態度で接する事なのです。
(泰州) 女性が働きに行かねばならぬ、と言われるのは困りますね。
この女性の運勢を狂わせる原因は、寂しいと言う心です。
それが一番の原因と成って、何事も事件が発生して来るのです。
ご主人が庇ってくれなければ、誰か他人にでも、寂しさを埋めてもらわなければ、どうにも成らなく成ってくるのです。
それならば、主人の母親が息子と嫁と、どちらを大切にしますかと言われて、「嫁を大切にします」と言って呉れるならば、この人たちが夫婦に成っても結婚がつずきますが、「息子が可愛い」と言われるならば、この嫁は行き場を失います。
嫁の35歳からの甲寅の大運は、木によって水は吸われてしまい、癸日干は涸れて来ます。その上、水を吸って甲寅は更に大きく成って、神経が昂ぶって来ます。
更に日干の力量が消えて行き、日干が不及して消えると言う事は、この世の中に居ることに無常を感じるのです。
言い換えると、自分はこの世に居ないほうが、良いのではないかと考え易く成るのです。
この様に追いつめてしまったならば、この女性には二つの道しか無く成るのです。
一つは他の男性と逃げる道、一つは一人であの世に旅立つ道です。
(生徒)自殺も考えられるのですか。
(泰州) その通りです。
その両方とも避けさせたいのです。
(生徒) 私は、女性に「気を使わないで置きなさい、その方が良いですよ」と言うのですが。
(泰州) 今からでも、解消できるならば、女性は婚約でも結婚でも、解消した方が良いのですが。
(生徒) それは出来ません。
(泰州) それならば、男性に「この女性に辛く当たったならば、この人は、どこにも自分が帰る処が無いのですよ」と言ってあげるべきです。
(泰州) この女性の原命式と大運を見て、知らねばならない事は、両親との縁が薄く、実家に帰れなくなる可能性が、大で有る事を知って置かねばなりません。
この女性が、5歳までの大運中が大丈夫であれば、両親は揃って生存しているのですが、5歳までに両親を失わなくても、実家にはこの女性を受け入れる能力が無いと言う事を、原命式の形・力量から判断せねばなりません。
(生徒) この女性の両親は揃っているのですが、父親は昔は社会的に、非常に高い地位に居た人ですが、故郷を離れて離婚をして、今は何をしているか判らない人です。
母親は地方に暮らして居て平穏に暮らして居ます。
(泰州) お母さんは、田舎で暮らして居られる様ですが、この女性を引き取って呉れられない状態に有る筈です。
(生徒) なぜ、その様に鑑るのですか。
(泰州) この女性の用神は、庚庚壬を必要とし、日干は原命式中に通根が有りません。
この事は、一度実家を離れると、実家に戻る事が出来なくなる事を意味します。
その上、月干を父親の定位とし、戊の父親の星が日干の癸と妬合し、悪神と成るので、実父と義父と二人の父親が存在する可能性が有り、大運に日干を救う運が来ないのですから、5歳までの大運に、父親に死亡されるか、又は父親が一方的に家族を捨てていると判断するのです。
つまり、お母さんは、自分一人が生きて行く事で一杯になり、娘のことまで面倒を見れず、他の男性と再婚している可能性が有るのです。
(この鑑定の様な判断法は、星の力量を判断できると、明瞭な形として判断ができます。)
(生徒) 実は、実家のお母さんは優しい人なのですが、再婚して別の男性と家庭を持っているのです。
(泰州) それならばこそ、この女性と結婚するならば、絶対に幸せにして見せると言う、覚悟が男性には必要だったのです。
(泰州) 若し、女性に死なれたらどうしますか。
若し死なれたら、男性は一生後悔をせねばならなく成りますよ。
(生徒) 男性の庚申・辛酉の運は用神の運だと思いますが、用神が来るとどの様に見えますか、人間的に優しく成りませんか。
(泰州) 男性の庚申・辛酉の大運は用神の運であれば、良い事の起こり易い思い道理に成る運ですが、元来、男性の命式は拗ねと僻みの強い命式であり、(男性の命式は割愛しますが、原命式の型式が理解できれば、簡単に判る様になります。)大運に用神が来ると、人柄は良い方に変化します。
しかし、この人の様に、土星の命式中に多い人の場合は、全く原命式の外側にのみ用神の来る時には、外では愛想が良くなり、柔らかい人物を演じ人には認められますが、家庭的にまで変化を及ぼす事は無く、本当には優しくは成りません。
{結論} 若しも、男性が結婚しても優しくなく、結婚を後悔して自殺を考える事が有れば、我慢をせず
に早く離れてしまうべきです。
その為にも、主人と成る男性が、外に出て働けと言うならば、それを機会と考えて、手に職が 着く資格を取得して置く事を、お勧めします。
以上、掲載いたしました例題は、限定百冊の本の一部ですが、実践鑑定科の授業では、この様な話を一回に6~8題生徒が持ってきた物を、その場で解析して見せるのです。
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